2012年6月1日金曜日

大学生が世界を変える!4つのイノベーションプロジェクトまとめ

世界には解決が困難な社会問題が数々あります。教育、健康、環境、医療....。
挙げていけばきりがありません。僕たち大学生はこのような問題をどう変えていくことができるでしょうか。



Microsoftが毎年主催するImagine Cupはこのような社会問題をITの力で解決しようというコンセプトの下、大学生がサービスを生み出しプレゼンする世界的な大会です。




この10年間で述べ190国から1億6千5百万人の大学生が大会に参加しています。Microsoftが賞金として提供した額も合計で1億7千5百万円にもなります。まさに最もグローバルなビジネスコンテストなのです!今回はMashableを参考に、今年の大会106チームの中から選ばれた4チームの革新的サービスを紹介します。彼らがどのように社会にインパクトを与えようとしているのか注目です。





■Team Greenway



ドイツのBielefeld Universityから発足したチームで、首都圏において二酸化炭素削減のナビゲーションシステムを開発。街の10%の人はこのサービスに登録しています。Greenwayは渋滞による二酸化炭素の浪費を防ぐため、交通量が比較的少ない道路を探してくれます。方法はユーザーがGreenwayに目的地を打ち込むと、最も効率的なルートが通知されるとてもシンプルなもの。これによって環境保全と、時間短縮に繋がるので一石二鳥ですね。





■Team Flash Food



アメリカのArizona state Universityで発足したこのチームは、飲食店などで売れ残った商品を廃棄するのではなく、空腹状態の人へ届けるというサービスを開発。飲食店が売れ残った商品をFlash Foodに打ち込み運営スタッフに通知します。通知が届き次第運営スタッフは商品を受け取りにいきます。商品受け取り後、運営スタッフがユーザーにFlash Foodで食べ物の受け渡し時間や場所を通知をします。それを見たユーザーが指定時間に食べ物を取りにいくというサービスです。アメリカでは住民の約15%が充分な食事を取れていない一方で3千4万ポンドの廃棄物が毎日出されています。この矛盾を解決するためにFlash Foodは存在します。






■Team Stethoclud



オーストラリアのUniversity of Melboumeで発足した4人組はスマートフォンから子供が肺炎かどうか診断できる聴診器を作りました。肺炎は子供に取って特にかかりやすい病気の1つですが、早期に発見されることは少なく親を悩ませています。この聴診器があればスマホと繋ぐだけで簡単に親が子供の健康状態を確認できます。診断のために医者に行く手間を省けるので肺炎を早期に発見することができます。日本でも広まればヒットしそうです。






■Team Technology Lanterns



カタールUniversityの学生達は盲目など機能障害者に向けて点字に変わるナビゲーションデバイスを作り出しました。デバイスは頭に着用し、近くの建物などからシグナルを送ります。これを行うことで近くに何があるかユーザー(着用者)に通知することができます。機能障害者の直感よりもこのデバイスの方が周りに何があるのかという情報を正確に教えてくれるので安全です。




4チームの決勝は6月

いかがでしたでしょうか。この4チームのプロジェクトは間違いなく世界をよりベターな方向に変えていくでしょう。4チームの決勝は6月6日〜6月10日にオーストラリアのシドニー開催されます。どのチームが大学生の世界頂点に立つのか非常に注目ですね。


今日は以上です!何かご意見、ご感想などありましたらTwitterFacebookでお願いします。読んで頂きありがとうございました。また来週〜!



※告知

2014卒向け 就活スタートアップセミナーin京都もまだまだ募集受け付けています。急成長中ベンチャー企業4社の経営者、役員、エース社員をお招きしホンネで語る「ベンチャーとは?」起業•新規事業に興味ある方必見です。(イベントは無料)



0 件のコメント:

コメントを投稿